【５３号】星翔高校の仲良し三人組：冷やかし大作戦！（パワーアップ版） 令和070408
星翔高校の仲良し三人組：冷やかし大作戦！（パワーアップ版）
第1話：仲良し三人組、朝から大暴れ！
星翔高校の教室は、朝から騒がしい。窓の外には巨大な桜の木がピンク色に咲き誇り、春の陽気が教室を明るく照らしている。が、そんな穏やかな雰囲気とは裏腹に、教室の中心では一人の少年が机の上に仁王立ちしていた。
「俺、佐藤陽太！星翔高校のイケメン番長だ！モデル界を俺色に染めるぜ！」
陽太（16歳、2年生）は黒髪ショートをキリッと整え、鏡に向かって「イケメン番長ポーズ・バージョン1」を披露。右手を顎に当て、左手を腰に置き、キリッと斜め45度に顔を傾ける。背景がキラキラ輝き、まるでスポットライトが当たっている（本人曰く）。その自信満々なポーズに、下で目をキラキラさせる後輩がいた。
「陽太先輩、マジで神っす！俺、藤田悠斗、先輩の舎弟一号っす！」
悠斗（15歳、1年生）は丸顔で垂れ目、ウェーブ髪が少しボサッとしていて、純粋オーラがムンムン。陽太の足元で拍手喝采だ。だが、その横で呆れ顔の少女が腕を組んでいた。
「はいはい、山田彩花よ。こいつらのストッパー兼お母さん役。あんたらのバカは私が治すから」
彩花（16歳、2年生）はショートカットの黒髪を揺らし、包帯をクルクルと手に持つ。保健委員の彼女は、陽太の暴走をいつも止める役目だ。頭の上には「呆れマーク」が浮かんでいる（イメージ）。
「彩花、俺の輝きを邪魔すんなよ！見てろ、イケメン番長ポーズ・バージョン2！」
陽太は鏡を手に、両手を広げて胸を張り、まるでファッションショーのランウェイを歩くように腰を振る。教室の女子が「キャー！」と黄色い声を上げ、男子が「うるせぇ！」と野次を飛ばす。陽太は「俺のポーズ、世界一だろ！」とニヤリ。
その時、教室のドアがガラッと開いた。そこに現れたのは、白衣をバサッと翻す担任の高木先生（35歳）だ。白髪交じりの髪が朝日でピカーンと光り、まるで雪男のような威圧感（？）。
「静かにしろ！俺は高木、生物の鬼だ！今日はカエル解剖で血を見せてやる！」
高木先生が教壇にドンッと分厚い図鑑を置くと、教室がザワつく。が、陽太はニヤリと笑い、挙手して一言。
「先生、白髪がカエルより目立ってますぜ！」
「うぉー！」
教室が大爆笑に包まれる。高木先生の顔が真っ赤になり、目が炎のように燃えた。
「陽太ァ！てめぇ、髪が白いのがそんなに悪いかぁ！？」
「いやいや、雪男みたいで超イケてますって！冬になったらスキー場でバイトできますよ！見てろ、イケメン雪男ポーズ！」
陽太は両手を頭の上でクロスさせ、首を振って「ウホッ！」と雪男の真似。教室はさらに大爆笑。悠斗が「先輩、天才すぎっす！俺も言いたい！」と手を挙げた瞬間、教室のドアが再びガラッと開いた。
「高木さん、落ち着け！私は田中、社会科だ。生徒を追い回すな！」
副担任の田中先生（30歳）が眼鏡をズリッと上げ、法律書を手に登場。ロングヘアをタイトにまとめた彼女は真面目そのもの。だが、陽太はニヤニヤしながら一言。
「田中先生、眼鏡ずれてますよ！おばちゃんみたいで可愛いっすね！」
「誰がおばちゃんじゃぁー！」
田中の顔がカーッと赤くなり、法律書を握り潰す。教室がカオスに突入した瞬間だった。
「陽太、ぶっ潰す！」
高木先生が図鑑を振り回し、陽太は「逃げるぜ、俺のイケメンダッシュで！見てろ、イケメン逃走ポーズ！」と机を飛び越えた。陽太は走りながら片手で髪をかき上げ、ウインクをキメる。ズガガガッ！と擬音が響き、陽太の後を悠斗が「陽太先輩、俺も舎弟として付いてくっす！」と追いかける。彩花は「バカ三人組が揃ったわ！置いてかれない！」と叫びながら走り出した。田中先生も「私の法律書返せぇー！」と叫び、追いかけっこがスタート！
廊下に出た陽太は「俺の足技、世界一だぜ！見てろ、イケメンターン・バージョン3！」とクルッと回ったが、ゴミ箱に足を引っかけてドカン！「うげっ、ゴミくせぇ！でも俺、イケメンゴミポーズでカバー！」とゴミ箱を抱えてキメ顔。後ろでは高木先生が「そこだ、陽太ァ！」と迫り、図鑑を振り回す。
「陽太先輩のために俺、熱血全開っす！」
悠斗がゴミ箱を蹴飛ばし、高木先生に命中！「うっ！」とよろける高木先生に、彩花が「アホか！でもやるしかない！」と包帯を投げ、「先生、足縛っとくわよ！」と絡めた。高木先生が包帯を振りほどき、「図鑑アタックだ！」と投げるが、壁に激突してガシャン！田中先生が「高木さん、学校壊す気か！私の眼鏡イジった罰だ！」と法律書を振り回すが、滑って「うわっ！」と転ぶ。
校庭に出た陽太は、巨大な桜の木に登って叫んだ。「仲良し三人組の基地だ！先生、登ってこいよ！イケメン木登りポーズ！」陽太は片手で枝をつかみ、もう片手で顎を触り、キリッと遠くを見る。悠斗が「先輩、俺も登るっす！」と木にしがみつき、彩花が下で「落ちるわよ、バカ二人！」と叫ぶ。高木先生が「木登りは俺の得意分野だ！」と登り始め、桜の花びらが舞い散る中、バトルが始まった（イメージで「バトル開始！」の文字がドーン）。
陽太は枝の上で「イケメンモデルポーズ・バージョン4、木の上でキメるぜ！」と両手を広げ、まるでファッションショーのフィナーレのように腰を振る。が、枝がボキッ！「え、マジ！？でも俺、イケメン落下ポーズでカバー！」と叫びながら落下中もウインクをキメる。悠斗が「先輩ぁー！」と叫び、陽太が「うわぁぁー！」と落下。悠斗が「舎弟の務めっす！」と受け止めようとしたが、二人でドスン！彩花が「だから言ったでしょ、バカ三人組！」と頭を抱えた。
その時、校庭にスーツ姿の男が現れた。「この騒ぎは何だ！私は校長の藪田だ、静かにしろ！」
校長の藪田（50歳）は薄毛の頭がピカピカ。陽太が這い上がり、「校長のハゲ頭、太陽みたいに眩しいっすね！イケメン太陽ポーズで対抗だ！」と両手を丸くして頭上に掲げ、太陽の真似。校長の頭がキラキラーン！と輝き、まるで校庭が昼間になった（イメージ）。
「陽太ぁ！ハゲ言うな、この小僧がぁ！俺の頭は校長界のダイヤモンドだ！」
校長が叫び、ホウキを振り回して突進！が、ホウキの先に付けた「ハゲ隠しカツラ」が風で飛んでいき、「うわっ、俺のダイヤモンドカバーが！」と慌てて追いかける。カツラは桜の木に引っかかり、校長が「返せぇー！」と木に登るが、枝にカツラが絡まって「ブチッ！」と破れる。校長が「俺のダイヤモンドカバー、破れたぁー！」と泣き叫び、地面に崩れ落ちる。高木先生が「校長、私にもホウキくれ！」と便乗し、田中先生が「二人とも頭冷やせぇー！」と法律書を投げるが、校長に直撃して「うぐっ！俺のダイヤモンド頭が！」と校長が転がる。
校庭は陽太たちの逃走と先生たちの攻撃でドカーン！とカオスに。図鑑、ホウキ、法律書が飛び交い、校長のカツラの破片が舞い散る。校長が「俺のダイヤモンド頭をバカにするやつは許さねぇ！ダイヤモンドビームだ！」と叫び、頭をピカピカ光らせて陽太たちを眩惑。陽太が「うわっ、目がぁ！でも俺、イケメン目隠しポーズでカバー！」と両手で目を隠しつつキメ顔。
陽太は「屋上がゴールだ！仲良し三人組の勝利ぜ！イケメン階段ポーズ！」と階段を駆け上がりながら片足を高く上げ、モデル歩きで登る。悠斗が「先輩、俺もついていくっす！」と叫び、彩花が「置いてかれないわよ！」と息を切らす。高木先生と校長が「待てぇー！」と追いすがり、屋上に到着した瞬間、三人組は端に追い詰められた。
高木先生が「逃げ場ねぇぞ、陽太ァ！」と図鑑を構え、校長が「退学だ、このハゲ野郎！ダイヤモンドビーム第二弾だ！」と頭をピカピカ光らせる。田中先生が「やりすぎだろ、お前ら！」と止めに入る。陽太が「うわ、マジ焦った！でも俺、イケメン焦りポーズでカバー！」と汗だくになりながらも片手で額を拭い、ウインクをキメる。夕日が三人組を照らし、「ピンチ！」の文字が浮かんだ（イメージ）。
陽太は跪き、「高木先生、白髪マジでシブいっす！スキー場でモテモテっすよ！イケメンおだてポーズ！」と両手を合わせて拝むポーズ。悠斗が「校長のハゲも芸術っす！鏡みたいでカッケー！ダイヤモンドビーム最高っす！」と便乗し、彩花が「…まぁ、先生たち頑張ってるよね」と苦笑い。高木先生が「何！？シブいだと…？」と照れ、図鑑を下ろす。校長が「芸術！？ダイヤモンドビーム最高だと！？本当か！？」とホウキを止めたが、カツラの破片が顔に貼り付き、「うわっ、俺のダイヤモンドカバー、顔にくっついたぁ！」とじたばた。田中先生が「褒めても眼鏡は返せ！」と法律書を握り潰す。
高木先生が「次やったらぶっ潰すからな！」と笑って退場し、校長が「ハゲ言うなよ…俺のダイヤモンド頭を愛でてくれ…」とカツラの破片を手にフラフラ去る。陽太が「勝ったぜ、仲良し三人組！イケメン勝利ポーズ！」と両手をV字に上げ、キラキラ輝く（イメージ）。悠斗が「先輩、天才っす！」と拍手し、彩花が「バカじゃないの…」と笑った。
放課後の教室。陽太が「次は田中先生の眼鏡で勝負だぜ！イケメン企みポーズ！」と企む顔で片目を閉じ、指を鳴らす。悠斗が「陽太先輩、マジ天才っす！舎弟として誇りっす！」と感動し、彩花が「バカ三人組、学ばねぇな！」と頭を叩く。遠くの職員室で田中先生が「眼鏡イジったら許さねぇぞ！」と眼鏡をギラリ。背景に雷が落ち、陽太たちの顔に「ビビりマーク」が浮かんだ。
校庭の桜の木では、折れた枝が風に揺れ、校長のカツラの破片がひらひらと舞っていた。「次回も仲良し三人組が大暴れ！」とナレーションが響き、物語は続く。
