【150号】ゲームブック:『桜の木陰の告発』第3章「学校の過去」 令和070430

 

前提:第2章のステータス

第2章でグッドクリアを達成した状況からスタートします:

証拠リスト:  

「告発手紙」「インクのシミ」「血痕付きバット」「バットの指紋(元カノ)」「元カノの告白」「野球部関係者の脅迫」「錠剤の袋(写真)」「コーチのメモ(取引先)」「薬局の取引記録」「元カノの完全告白」

ステータス:  

調査進行度:100%  

悠斗の信頼:90/100  

彩花の信頼:100/100  

田中先生の信頼:30/100  

バッドエンドフラグ:0

開始シナリオ:

陽太たちは、コーチがドーピングに関与し、元カノを脅して告発手紙を書かせたことを突き止めた。さらに、田中先生から高木校長が10年前の不正隠蔽事件に関与している可能性を知る。第3章では、学校の過去と現在の事件の関連を明らかにし、コーチとの対決を進めます。

ゲームブック:『桜の木陰の告発』第3章「学校の過去」

段落42(第3章開始)

青葉高校の校庭に桜の花びらが舞う朝。あなた、佐藤陽太は新聞部の部室で、集めた証拠を整理している。コーチがドーピングに関与し、元カノを脅して告発手紙を書かせた事実、そして薬局との取引記録…。これらの証拠は、藪田の転落が事故ではないことを示している。

さらに、田中先生から聞いた「10年前の不正隠蔽事件」が頭から離れない。高木校長がその事件に関与している可能性があるという。

悠斗が部室の窓からグラウンドを見ながら言う。「陽太、コーチがドーピングを隠してたのは確定だ。でも、高木校長が関係してるなら、もっと大きな闇があるかも…。」

彩花が冷静に言う。「高木校長は元医者よね。医療ミスの過去があるなら、それが隠蔽事件と繋がってる可能性も。まずは校長の過去を調べるか、コーチを追い詰めるか…。」

あなたは、コーチと校長、どちらの糸をたぐるか考える。

ステータス:  

証拠リスト:(上記参照)  

調査進行度:100%  

悠斗の信頼:90/100  

彩花の信頼:100/100  

田中先生の信頼:30/100  

バッドエンドフラグ:0

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落43

B. コーチを問い詰める → 段落44

C. 10年前の不正隠蔽事件を調べる → 段落45

段落43

あなたは高木校長に話を聞くことにする。校長室を訪ねると、白髪交じりの高木校長が穏やかな笑顔で迎える。「佐藤君、新聞部の活動かね? 何か用かな?」

あなたは慎重に切り出す。「校長先生、10年前の野球部の不正隠蔽事件について知ってますか? 今回の事件と関係があるかもしれないんです。」

高木校長の笑顔が一瞬こわばる。「…君たちはどこまで知っているんだ? 確かに10年前、野球部で不正があった。当時の校長が隠したんだが…私は関係ないよ。」

彼の言葉に、嘘の気配を感じる。悠斗がつぶやく。「陽太、校長、隠してるな…。」

彩花が言う。「証拠がないとこれ以上は無理よ。もっと調べてから再度話すべきね。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「高木校長の怪しい反応」  

調査進行度:+5%(現在: 105%)  

彩花の信頼:-5(無鉄砲な行動、95/100)  

悠斗の信頼:+5(大胆な行動、95/100)

どうする?

A. 校長にさらに問い詰める → 段落46

B. 10年前の事件を調べる → 段落45

C. 田中先生に相談する → 段落47

段落44

あなたはコーチを問い詰めることにする。グラウンドでコーチを見つけ、証拠を突きつける。「コーチ、薬局の取引記録と元カノの告白があります。ドーピングを隠して、藪田に薬を飲ませたのはあなたですね?」

コーチは顔を真っ赤にして怒鳴る。「ふざけるな! 証拠なんて捏造だろ! お前ら、退学させてもいいんだぞ!」

彼はあなたたちを追い払うが、その慌てぶりから関与を確信する。彩花が言う。「陽太、コーチが動揺してる。もう一押しで自白するかも。」

悠斗が提案する。「もっと証拠があれば、コーチを追い詰められるかも。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「コーチの動揺」  

調査進行度:+10%(現在: 110%)  

彩花の信頼:+5(証拠を活かした行動、100/100)  

悠斗の信頼:+5(協力的な提案、100/100)

どうする?

A. コーチにさらに圧力をかける → 段落48

B. 監視カメラ映像を探す → 段落49

C. 田中先生に報告する → 段落47

段落45

あなたは10年前の不正隠蔽事件を調べる。図書室で過去の新聞記事を探し、10年前の野球部に関する記事を見つける。記事には、「野球部員がドーピングで失格、当時の校長が隠蔽」と書かれている。

さらに、記事の端に「高木誠」の名前が。当時、医者として関与していた可能性が浮上する。悠斗が言う。「陽太、高木校長、医者時代にこの事件に関わってたんだ!」

彩花が頷く。「医療ミスと隠蔽が繋がってるかも。校長の過去をさらに調べるか、直接聞くか…。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「10年前の新聞記事」「高木校長の関与(疑い)」  

調査進行度:+15%(現在: 115%)  

彩花の信頼:+5(論理的な選択、100/100)  

悠斗の信頼:+5(協力、100/100)

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落43

B. 10年前の関係者に話を聞く → 段落50

C. 田中先生に報告する → 段落47

段落46(バッドエンド分岐)

あなたは高木校長にさらに問い詰める。「校長先生、10年前の事件、隠してますよね? 藪田の事件と関係があるんじゃないですか?」

校長の顔が一変し、冷たい声で言う。「君たち、深入りしすぎだ。新聞部の活動を停止させるよ。」

翌日、新聞部は活動停止となり、調査は終了。真相は闇に葬られる。

ステータス更新:  

調査進行度:0%(リセット)  

彩花の信頼:-30(65/100)  

悠斗の信頼:-30(70/100)  

バッドエンドフラグ:+3

バッドエンド:新聞部は廃部に追い込まれ、真相は闇に葬られる。

ゲームオーバー:第1章(段落1)に戻ってやり直してください。

段落47

あなたは田中先生にこれまでの調査を報告する。部室で田中先生に証拠を見せると、彼女は厳しい表情で言う。

「高木校長が10年前の事件に関与してたなら、医療ミスの隠蔽も絡んでる可能性があるわ。監視カメラ映像があれば、藪田の転落の真相が分かるかもしれない。」

田中先生は、カメラ映像の管理者に連絡を取ることを提案する。あなたは新たな方向性を見出す。

第3章クリア:調査は次の段階へ。第4章へ続く。

ステータス更新:  

証拠リスト:「田中先生の提案(監視カメラ)」  

調査進行度:+10%(現在: 110~130%)  

田中先生の信頼:+10(40/100)  

彩花の信頼:+5(100/100)

第3章終了:調査進行度110%以上でクリア。証拠を十分確保し、良好な進展。

段落48

あなたはコーチにさらに圧力をかける。「コーチ、薬局の取引記録と元カノの証言があります。ドーピングを隠したのはあなたですよね?」

コーチは動揺し、ついに自白する。「…確かに、俺が藪田に薬を飲ませた。成績のためだ! でも、転落は俺のせいじゃない!」

彼は転落の詳細については口を閉ざす。彩花が言う。「陽太、コーチが黒幕の一人なのは確定ね。でも、転落の真相はまだ…。」

あなたは大きな進展を遂げた。

ステータス更新:  

証拠リスト:「コーチの自白(ドーピング)」  

調査進行度:+20%(現在: 130%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. 監視カメラ映像を探す → 段落49

B. 田中先生に報告する → 段落47

C. 高木校長に話を聞く → 段落43

段落49

あなたは監視カメラ映像を探す。校舎裏のカメラは壊れていたが、校舎の別の場所に別のカメラがあることを思い出す。管理室でカメラ映像を確認すると、藪田が転落する直前、誰かと口論している姿が映っている。

映像は粗いが、相手がコーチであることは確かだ。悠斗が言う。「陽太、これ、コーチが藪田と揉めてた証拠だ!」

彩花が冷静に言う。「転落が事故じゃない可能性が高まったわ。コーチをさらに追及するか、校長との関連を調べるか…。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「監視カメラ映像(コーチと藪田の口論)」  

調査進行度:+15%(現在: 125%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. コーチに映像を見せる → 段落51

B. 高木校長に話を聞く → 段落43

C. 田中先生に報告する → 段落47

段落50

あなたは10年前の関係者に話を聞く。田中先生の紹介で、当時の校長の知人(元教師)に会う。彼は言う。

「10年前、野球部員がドーピングで失格になった。当時の校長が隠したけど、高木先生が医者として関わってた。医療ミスを隠すために、事件を揉み消したんだ。」

あなたは高木校長の医療ミスが事件の鍵だと確信する。

ステータス更新:  

証拠リスト:「高木校長の医療ミス(証言)」  

調査進行度:+15%(現在: 130%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落43

B. 医療ミスの詳細を調べる → 段落52

C. 田中先生に報告する → 段落47

段落51

あなたはコーチに監視カメラ映像を見せる。「コーチ、この映像、藪田と口論してるのはあなたですよね? 転落の真相を教えてください。」

コーチは青ざめ、ついに口を開く。「…確かに俺が揉めてた。藪田がドーピングをやめたいって言い出して…。でも、転落は事故だ! 俺が突き落としたんじゃない!」

彼の言葉に、半信半疑ながらも真相に近づいた気がする。

第3章クリア:調査は次の段階へ。第4章へ続く。

ステータス更新:  

証拠リスト:「コーチの転落説明」  

調査進行度:+15%(現在: 140%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

第3章終了:調査進行度130%以上でクリア。証拠を十分確保し、最高の進展。

段落52

あなたは高木校長の医療ミスの詳細を調べる。図書室で過去の医療訴訟記録を調べると、高木校長が医者時代に患者を誤診で亡くし、その事実を隠した訴訟記録を見つける。

訴訟の原告は、田中先生の親族だった。悠斗が言う。「陽太、田中先生がこの事件にこだわる理由、分かったよ…。」

あなたは事件の核心に近づいた。

第3章クリア:調査は次の段階へ。第4章へ続く。

ステータス更新:  

証拠リスト:「高木校長の医療ミス記録」  

調査進行度:+15%(現在: 145%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

第3章終了:調査進行度130%以上でクリア。証拠を十分確保し、最高の進展。

第3章のまとめ

クリア条件:調査進行度110%以上、または証拠を3つ以上確保。

グッドクリア:調査進行度130%以上(段落51、52など)。第4章で有利なスタート。

ノーマルクリア:調査進行度110~130%(段落47など)。第4章で標準的なスタート。

バッドエンド:証拠不足や選択ミス(段落46)。ゲームオーバー。

証拠の影響:確保した証拠(例: 「監視カメラ映像」「高木校長の医療ミス記録」)は第4章で重要な役割を果たす。


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