【829号】1月15日今日は何の日 令和080115

1月15日今日は何の日
小正月の1月15日、日本各地で冬の厳しさを吹き飛ばすような伝統行事が繰り広げられる。雪深い盛岡では、裸参りの男衆が晒し姿で寒風を切り、八幡宮へ向かう勇壮な隊列が街を染める。新潟の松之山温泉では、新婿が雪の斜面へ豪快に投げ落とされ、すみ塗りで顔を黒く塗り合う笑顔が弾ける。青海では隈取りの若衆が竹を力強く引き合い、豊漁を競う熱気が浜辺に広がる。長野の野沢温泉では、道祖神まつりの火祭りがクライマックスを迎え、厄年の男たちが松明を振り回し社殿を巡る攻防戦に村全体が沸く。千葉の七百餘所神社では、出雲系の村上の神楽が静かに舞われ、五穀豊穣を祈る優雅な調べが森に響く。愛知の砥鹿神社奥宮では、粥占祭の神水で炊かれた粥から27種の作物の運命が占われ、新年の指針が参拝者に授けられる。これら各地の風習は、豊作と無病息災を願い、寒さの中で人々が絆を深める日本の原風景だ。今日も小正月の火と笑顔が、来るべき春を呼び寄せている。
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