【154号】ゲームブック:『桜の木陰の告発』第4章「裏切りの真相」 令和070501

 


前提:第3章のステータス

第3章でグッドクリアを達成した状況からスタートします:

証拠リスト:  

「告発手紙」「インクのシミ」「血痕付きバット」「バットの指紋(元カノ)」「元カノの告白」「野球部関係者の脅迫」「錠剤の袋(写真)」「コーチのメモ(取引先)」「薬局の取引記録」「元カノの完全告白」「高木校長の怪しい反応」「10年前の新聞記事」「高木校長の関与(疑い)」「高木校長の医療ミス(証言)」「高木校長の医療ミス記録」

ステータス:  

調査進行度:145%  

悠斗の信頼:100/100  

彩花の信頼:100/100  

田中先生の信頼:40/100  

バッドエンドフラグ:0

開始シナリオ:

陽太たちは、コーチがドーピングを隠し、藪田に薬を飲ませていた事実を突き止めた。また、高木校長が10年前の不正隠蔽事件と医療ミスに関与していた可能性が浮上。第4章では、告発手紙の主導者とコーチ・校長の関係を明らかにし、藪田の転落事件の真相を解明します。

ゲームブック:『桜の木陰の告発』第4章「裏切りの真相」

段落53(第4章開始)

青葉高校の校庭に桜の花びらが舞う夕方。あなた、佐藤陽太は新聞部の部室で、集めた証拠を前に考え込む。コーチがドーピングを隠し、藪田に薬を飲ませていたこと、高木校長が10年前の不正隠蔽事件と医療ミスに関与していた可能性…。これらの事実が、藪田の転落事件とどう繋がるのか。

悠斗が部室の窓から校舎を見ながら言う。「陽太、コーチがドーピングを隠してたのは確定だけど、校長との関係がまだ分からない。手紙の主導者も気になるな…。」

彩花が冷静に言う。「告発手紙が複数人で書かれたのは確かよね。主導者が誰か突き止めるか、校長とコーチの関係を明らかにするか…。どちらも危険だけど、そろそろ決着をつける時ね。」

あなたは、手紙の主導者と校長・コーチの関係、どちらを優先するか考える。

ステータス:  

証拠リスト:(上記参照)  

調査進行度:145%  

悠斗の信頼:100/100  

彩花の信頼:100/100  

田中先生の信頼:40/100  

バッドエンドフラグ:0

どうする?

A. 告発手紙の主導者を突き止める → 段落54

B. 校長とコーチの関係を調べる → 段落55

C. 田中先生に相談する → 段落56

段落54

あなたは告発手紙の主導者を突き止めることにする。手紙の筆跡を再度見直し、元カノ以外の筆跡に注目する。彩花が言う。「この筆跡、3年生の誰かに似てる…。田中先生に聞いてみましょう。」

田中先生に筆跡を見せると、彼女は驚いた顔で言う。「この筆跡…高木校長のものよ。元カノ以外の手紙の一部は、校長が書いた可能性があるわ。」

悠斗が目を丸くする。「陽太、校長が手紙の主導者!? でも、なぜ?」

彩花が冷静に言う。「校長がコーチを告発したかったのかも。でも、直接手を下さずに生徒を利用した…。校長に話を聞くべきね。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「高木校長の筆跡一致」  

調査進行度:+15%(現在: 160%)  

彩花の信頼:+5(論理的な選択、100/100)  

田中先生の信頼:+10(協力、50/100)

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落57

B. コーチに話を聞く → 段落58

C. 校長の過去をさらに調べる → 段落59

段落55

あなたは校長とコーチの関係を調べる。校長室の記録を調べるため、夜、校舎に忍び込む。校長室の机の引き出しから、10年前の隠蔽指示メモを見つける。メモには「コーチ、ドーピングの件は隠せ。高木」と書かれている。

悠斗が驚く。「陽太、校長が10年前、コーチに隠蔽を指示してたんだ! 今回の事件も同じパターンかも…。」

彩花が言う。「校長が手紙の主導者なら、コーチを告発して責任を押し付けるつもりだったのかも。校長に話を聞くか、コーチを追及するか…。」

突然、校長室のドアが開き、高木校長が現れる。「君たち、何してるんだ!?」

あなたは咄嗟にどうするか考える。

ステータス更新:  

証拠リスト:「校長の隠蔽指示メモ」  

調査進行度:+15%(現在: 160%)  

彩花の信頼:+5(論理的な選択、100/100)  

悠斗の信頼:+5(協力、100/100)

どうする?

A. 校長にメモを見せて問い詰める → 段落57

B. メモを持って逃げる → 段落60

C. 校長に事情を説明する → 段落61

段落56

あなたは田中先生に相談する。部室でこれまでの調査を報告すると、田中先生は厳しい表情で言う。

「高木校長が手紙の主導者なら、コーチを告発して責任を逃れようとした可能性が高いわ。校長の医療ミスは私の親族が被害者だった…。私も協力する。」

田中先生は校長の過去の訴訟記録を提供してくれる。あなたは校長の動機が医療ミスの隠蔽にあると確信する。

第4章クリア:調査は次の段階へ。第5章へ続く。

ステータス更新:  

証拠リスト:「校長の訴訟記録(詳細)」  

調査進行度:+10%(現在: 155%)  

田中先生の信頼:+20(70/100)  

彩花の信頼:+5(100/100)

第4章終了:調査進行度150%以上でクリア。証拠を十分確保し、良好な進展。

段落57

あなたは高木校長に話を聞く。校長室で証拠を突きつける。「校長先生、手紙の筆跡があなたと一致します。10年前の隠蔽指示メモもあります。なぜコーチを告発しようとしたんですか?」

校長はしばらく黙り、やがてため息をつく。「…確かに私が手紙を書かせた。コーチがドーピングを再び始めたから、正義のためだと思った。だが、藪田の転落は私の計画外だ。」

彼の言葉に、半信半疑ながらも真相に近づいた気がする。彩花が言う。「陽太、校長の動機は分かった。でも、転落の真相はまだ…。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「高木校長の自白(手紙)」  

調査進行度:+20%(現在: 180%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. コーチに話を聞く → 段落58

B. 転落の真相をさらに調べる → 段落62

C. 田中先生に報告する → 段落56

段落58

あなたはコーチに話を聞く。グラウンドでコーチを見つけ、証拠を突きつける。「コーチ、校長があなたを告発しようと手紙を書かせました。転落の真相を教えてください。」

コーチは青ざめ、ついに口を開く。「…校長が俺を切り捨てようとしたんだ。藪田がドーピングをやめたいと言い出して、口論になった。校長に相談したら、『始末しろ』と言われて…。でも、突き落としたのは俺じゃない! 藪田が自分で…。」

彼の言葉に、校長の指示が絡んでいることを確信する。

第4章クリア:調査は次の段階へ。第5章へ続く。

ステータス更新:  

証拠リスト:「コーチの自白(校長の指示)」  

調査進行度:+15%(現在: 175%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

第4章終了:調査進行度170%以上でクリア。証拠を十分確保し、優れた進展。

段落59

あなたは校長の過去をさらに調べる。図書室で医療ミスの訴訟記録を詳しく調べると、校長が隠蔽した患者の名前が「田中」と一致する。田中先生の親族だった。

悠斗が言う。「陽太、校長が隠蔽したのは田中先生の親族だ! だから田中先生が協力的なんだ。」

彩花が頷く。「校長の動機は医療ミスの隠蔽ね。手紙でコーチを告発して、責任を押し付けるつもりだったんだわ。」

あなたは校長の動機を突き止めた。

ステータス更新:  

証拠リスト:「校長の動機(医療ミス隠蔽)」  

調査進行度:+15%(現在: 175%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落57

B. 田中先生に報告する → 段落56

C. コーチに話を聞く → 段落58

段落60(バッドエンド分岐)

あなたは隠蔽指示メモを持って校長室から逃げる。校長が叫ぶ。「待て! 泥棒!」

あなたたちは走って逃げるが、警備員に捕まり、校長に報告される。校長は激怒し、「新聞部の活動を停止する」と宣言。調査は終了する。

ステータス更新:  

証拠リスト:「校長の隠蔽指示メモ」を失う  

調査進行度:0%(リセット)  

彩花の信頼:-30(70/100)  

悠斗の信頼:-30(70/100)  

バッドエンドフラグ:+3

バッドエンド:新聞部は廃部に追い込まれ、真相は闇に葬られる。

ゲームオーバー:第1章(段落1)に戻ってやり直してください。

段落61

あなたは校長に事情を説明する。「校長先生、藪田の事件を調べてるんです。このメモ、10年前の隠蔽指示ですよね?」

校長はしばらく黙り、やがて言う。「…確かに私が指示した。だが、今回の事件とは関係ない。藪田の転落はコーチの仕業だ。」

校長はコーチを非難するが、自身の責任については口を閉ざす。彩花が言う。「陽太、校長がコーチに責任を押し付けてるわ。コーチに話を聞くべきね。」

ステータス更新:  

証拠リスト:「校長の証言(コーチ非難)」  

調査進行度:+10%(現在: 170%)  

彩花の信頼:+5(冷静な対応、100/100)  

悠斗の信頼:+5(協力、100/100)

どうする?

A. コーチに話を聞く → 段落58

B. 校長にさらに問い詰める → 段落57

C. 田中先生に報告する → 段落56

段落62

あなたは転落の真相をさらに調べる。監視カメラ映像を再度見直し、藪田がコーチと口論した後、校長が現場に現れる瞬間を捉える。校長がコーチに何か指示し、藪田が動揺してバランスを崩したように見える。

悠斗が言う。「陽太、校長が現場にいた! コーチに指示して、藪田を追い詰めたんだ!」

彩花が頷く。「これで校長とコーチの共犯が確定ね。校長に直接聞くべきよ。」

あなたは決定的な証拠を手に入れた。

ステータス更新:  

証拠リスト:「監視カメラ映像(校長の関与)」  

調査進行度:+20%(現在: 200%)  

彩花の信頼:+5(100/100)  

悠斗の信頼:+5(100/100)

どうする?

A. 高木校長に話を聞く → 段落57

B. 田中先生に報告する → 段落56

C. コーチに話を聞く → 段落58

第4章のまとめ

クリア条件:調査進行度150%以上、または証拠を3つ以上確保。

グッドクリア:調査進行度180%以上(段落57、62など)。第5章で有利なスタート。

ノーマルクリア:調査進行度150~180%(段落56、58など)。第5章で標準的なスタート。

バッドエンド:証拠不足や選択ミス(段落60)。ゲームオーバー。

証拠の影響:確保した証拠(例:「高木校長の筆跡一致」「監視カメラ映像(校長の関与)」)は第5章で決定的な役割を果たす。


人気の投稿